こんにちは今木商事(イマキショウジ@imakisyoji)です。
「まいど君がゆく」の最新作更新されております~!
さて突然ですが、今回で「まいど君がゆく」最終回になります。
長い間のご愛顧まことにありがとうございました。
まいど屋は永遠に!
今回のお話は?
日も暮れて一日の業務を終えようとしているまいど屋。
そこで父ちゃんがまいどに話しかける。
イギリスのニューエコノミクス財団の調査によれば、病院の清掃員やリサイクル業者・保育士の方が、シティの銀行家や広告担当役員・税理士より高い社会的価値を産み出していたという。
考えてみればそれは当然で、トラックの運転手・介護士・保育士・スーパーの店員・大工さん・道路工事作業員やその他大勢の人たち…そういう人たちが朝早くから夜遅くまで、暑い中寒い中がんばってくれているからこそ、この世の中が成り立っているのだ。
「そしてまいど屋はそんな彼らに靴とか手袋とかを提供するという、とても意義深い仕事をしているんだ」
そう父ちゃんがまとめる。
さてそろそろ店を閉めるかというところで一人のお客さんがあわてて入ってくる。
使いやすい作業服を探していて…というお客さんに満面の笑顔で対応するまいど親子。
まいど屋は永遠に働く人たちの味方だ。
長い連載の最後を飾る一編!
7年をふりかえって
藤井さんからバトンタッチ
本作「まいど君がゆく」は作業服の通販を行っているまいど屋さん (埼玉県川口市青木2-12-26)のサイトで月2回のペースで連載されていた作品です。
最初は私の先輩である藤井昌浩さんが描かれていたんですが、2015年末に藤井さんが逝去されたので、私が引き継がせてもらいました。
このときの細かいお話は以前本ブログで書きました。
藤井さんが描かれたのは82話まで。
次の83話は途中まで藤井さんが描かれたのを私が加筆して仕上げ。
なので私が始めたのは正確には84話からとなります。
そこから252話までですから私が描いたのは全部で169話となります。
期間にすると7年と少し。
こんなに長い間連載したことは私も初めてです。
原作も兼務
ちなみに原作を手がけてくださっていた北田瀧先生が急逝されたため、2020年7月からは私が原作も兼務することとなりました。
最後に
もともと私はアルバイト等で作業服を着る仕事をやっていましたので、作業服には親しみがありました。作業服の持つ機能美は今もかっこいいなあと感じます。
そして、この「まいど君がゆく」を描いている中で、よりいっそう社会の中でがんばっている労働者のみなさんのことが身近に感じられるようになりました。
WEB連載ということで、一体どれくらいの読者の方たちが本作を読んでくださっていたのかわかりませんが、少しでもまいど屋さんのサイトを訪れた人たちが楽しんでくださっていたのならうれしいです。
まいど屋さん、代理店の人たち、スタッフの方々、連載を推薦してくださった藤井さんの奥さま、そして読者のみなさん、本当にありがとうございました。
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