こんにちは今木商事(イマキショウジ@imakisyoji)です。
江戸時代の臨済宗僧侶道鏡慧端(どうきょうえたん)(正受老人)の漫画作品「正受老人物語」描かせていただきました!
白隠禅師を導いた正受老人
正受老人とは
正受老人はあの真田昌幸の長男真田信之の庶子といわれています。
飯山で育った後江戸に出て出家。その後飯山に戻って正受庵という小さな庵で一生を過ごしました。
正受老人300年遠諱
2020年が正受老人300年遠諱に当たります。
その記念ということで現在もある臨済宗妙心寺派正受庵の小菅住職にご依頼されて制作したのが本作になります。
残念ながら一般販売はありませんが、地元の小学生たちに配布されるということで、子供たちに楽しんでもらえたらいいなと思っています。
白隠禅師の師
先ほど書いた通り、正受老人は白隠禅師の師として有名です。
具体的には、中途半端に悟りを得て増上慢になっていた若い白隠を叩きのめし、修行をやり直させ、みごと正しい道に導いたといわれています。
さて、このブログを昔から読んでいる方はご存じでしょうが、私は以前白隠禅師についての漫画も描かせていただいております。
こちらでも当然正受老人が出てきます。
このときはまさか正受老人の漫画描くことになるとは思いもよりませんでした。
実はこの「すたすた坊主の白隠さん」を描いたことが今回の「正受老人物語」につながりました。
飯山市サイトでご紹介
正受庵の小菅住職から飯山市に本作2000冊寄贈されたことがフォトニュースとして発表されました。
取材行ってきました
というわけで白隠禅師のときと同じく取材に正受庵におじゃましてきました。
といっても行ったのは実は2019年のことなので、もうけっこう前ですね。
奥さんが運転する車ではるばる飯山市まで向かいました(一部だけ私が運転)。
今まで長野県といえば飯田市は何回か行ったことがあったのですが飯山市は初。
地図で見るとずいぶん北の方で日本海側の新潟県に近い位置です。
行ったのは9月なんですが、向こうの方の気候は浜松より1ヶ月くらい先の涼しさと思った方がよいと聞きましたのでやや厚着を用意しておりました。
ところが現地に着くともちろん暑くはないものの…浜松ではすでにおさまっていたセミの声がなぜか聞こえてきました…?
とにかく正受庵に到着。
のどかな風景の中に看板が立っています。
草深い階段を登っていくと…。
ありました正受庵!
ここは坐禅をするところかな。
これは土間に続く入口です。
賽銭箱に真田家の家紋である六文銭が!
これは飯山藩主松平忠倶侯から贈られた手洗い石。
正受老人のお墓である栽松塔。お母さんの李雪さんのお墓と並んでいます。
正受老人の像。この像からイメージして顔を描きました。
ご位牌。
初めて飯山というところに行ったんですが、自然がすばらしくとてもいいところで、夫婦ともども気に入ってしまいました。
いっそ飯山に住みたいと思ったくらいですが、ただこの辺冬場は雪がすごくて軒先まで積もるとのこと。
う~ん夫婦とも雪の少ない土地で育ったので雪国で暮らすのはムリそうです…。
オススメのお店
飯山駅近くにあるお店で夕食を食べたんですが、めちゃくちゃおいしかった!
もう1度行きたいお店です。
プロモーションコーナー