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臨済宗中興の祖・白隠禅師のマンガ「すたすた坊主の白隠(はくいん)さん」描かせていただきました!

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こんにちは今木商事(イマキショウジ@imakisyoji)です。

このたびご縁あって「すたすた坊主の白隠さん」描かせていただきました~!

以前このブログで大きなお仕事をやりましたとお伝えしていたと思うのですが、この「すたすた坊主の白隠さん」のことだったのです。

やっと発表することができました。

あなたは白隠さんを知っていますか?とってもえらいお坊さんです!

白隠さんとは?

あなたは白隠さんをご存じでしょうか?

はずかしながら私は知りませんでした。簡単に言うと臨済宗中興の祖といわれる江戸時

代のお坊さんです。

むずかしい禅を遠くまで旅して回って人々に説き、文章や詩、絵もたくさん書きました。また健康法についても著書を残しています。

そんな大活躍をした白隠さんは

駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠

とうたわれるほどでした。

このマンガができた経緯

今年平成29年白隠禅師遠諱(おんき)250年大法会の年であり、それを記念してマンガで白隠禅師がどんな人だったか知ってもらおうという意図のもと京都の妙心寺さまが企画されました。

www.myoshinji.or.jp

で、そんな大事な企画のマンガをなぜ私が描くことになったかというとブッダくんギャグ精舎」の功績が認められたから… 

 …ではなく(笑)いろいろご縁あってご紹介いただいた結果です。

まことにありがとうございました。 

また編集・印刷・製本はあの石田大成社さんに担当していただきました。

ありがとうございました。

株式会社 石田大成社

取材に行ってきた

昨年本作を描くにあたって車で取材に行ってきました。

(といっても運転は奥さんですが…どうもありがとう!)

マンガを描く上で取材に行ったのは生まれて初めての経験。

沼津市の原というところです。

最初に訪れたのは白隠禅師ととても関係が深い松蔭寺さんです。

お寺の方に声をかけて来意を告げ、車を停めさせていただきました。

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ここで白隠禅師は15歳のとき出家し、各地で修行された後33歳で住職となられました。

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こんな石碑がありました。書で有名な良寛さんが白隠禅師の句を書いたものを句碑にしたものということです。

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白隠禅師のお墓もあります。

マンガを描くにあたってごあいさつをさせていただきました。

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しかしお墓が現在の感覚からはかなり違うデザイン。

これでいいのかな?と思いつつお参りさせていただきました。

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お墓の近くにはこんな踏切が!

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お寺のすぐ近くには石碑があって、白隠禅師誕生の地と書かれています。

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白隠禅師が生まれたとき使用された産湯井戸。

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250年遠諱のことを記す看板もありました。

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お寺からはかなり離れたところに八畳石公園というところもあります。

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写真ではちょっとわかりにくいですが高さ3メートルの大きな石があります。

上面は平らになっていて、少年時代の白隠禅師が修行したといわれています。

よし私も上で修行するぞ!と思いましたが登れませんでした(笑)

続報をお待ちください

このマンガ、私なりにしっかり勉強して描きましたので白隠禅師のことを知るのにはいい教材になっていると自負しています。

しかし教材といっても、ただ堅苦しいだけではなく、ふんだんにギャグも取り入れてとてもおもしろいものになっていると思うので、ご機会あればぜひ読んでいただければうれしいです。

一般販売とかどうなるのかまだ不明ですのでくわしいことがわかりましたらまた告知させていただきます。

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