こんにちは今木商事(イマキショウジ@imakisyoji)です。
今月も花園誌で「心揺さぶる!禅の名場面」描かせてもらっております。
今月のテーマは「臨済栽松」です。
臨済禅師はなぜ奥深い山中に松を植えたのか?
「臨済栽松」とは?
臨済禅師が山で松を植えているところを、師匠である黄檗(おうばく)禅師が見つけて声をかけます。
「こんな山奥に松を植えてどうするつもりだ?」
臨済禅師が答えます。
「一つにはこのあたりの景観をよくしたいから」
そしてさらに続けて
「一つには後世の人の修行の目印にしたいからです」
それを聞いた黄檗禅師は
「禅宗はお前の代にますます隆盛になるだろう」と返した…というお話です。
妙心寺と松
臨済禅師と黄檗禅師のやり取りは高度な禅問答であるため、私のような凡人にはちょっと何いってるのかわかりません(サンドイッチマン風)。
しかしこの故事の精神が続いているのか、京都の妙心寺に行くと松が多く見られます。(実はこの前実際に行って見てきました。またそのときの様子はブログでご紹介したいと思います)
その松の緑は「禅の教えはここにあるぞ」とメッセージを発しているかのようです。
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そして仏教といえばこの人!