こんにちは今木商事(イマキショウジ@imakisyoji)です。
いろいろ忙しくなってきて、更新がすっかり遅くなってしまいました。
今月も花園誌で「心揺さぶる!禅の名場面」描かせてもらっております。
今月のテーマは「妙心寺の石畳」です。
妙心寺の石畳はいかにして誕生したのか?
今回のお話
妙心寺境内の道は雨のたびぬかるんでしまい、行きかう人々の負担になっていました。
それを見て心を痛める当時の管長、葦匡道(あし・きょうどう)。
何とかならぬものか…そのとき匡道はいいアイデアを思いつきます。
「ちょうど今年は花園法皇550年遠諱にあたっている。それに合わせて石畳を敷こう」
石畳の工事費用は匡道の私財でまかなわれました。
そればかりでなく自身も額に汗して石材を運んで工事に参加したそうです。
石畳が完成した後は雨の日も泥で汚れる人もいなくなりました。
妙心寺の石畳は今も山内の象徴的な景観として人々に親しまれています。
また一年
ところでこの花園誌連載「心揺さぶる!禅の名場面」早いもので今回で丸一年になります。
当初この一年だけの連載予定でしたが、編集部のご好意でまた一年描かせていただくことになりました。
妙心寺宗務本所の方々、編集にたずさわってくださった会社の人たち、そして読んでくださったみなさま、心より感謝いたします。まことにありがとうございました。
また一年どうぞよろしくお願いいたします。
おまけ
今月号の裏表紙。
「禅入門」!気になる!
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