こんにちは今木商事（イマキショウジ@imakisyoji）です。
今月も花園誌で「心揺さぶる！禅の名場面」描かせていただいております。
今月のテーマは「無事是貴人」です。
無事是貴人とは？
今回のお話
「無事是貴人」という言葉を臨済義玄が説明しています。
「無事」とは分別心のない平穏な心境。
「貴人」とは仏のこと。
つまりその時その時のありのままの姿がそのまま仏であるという意味。
しかしこの言葉はむずかしいため、臨済は例えで解説します。
不安でたまらない神光が達磨大師に「不安な心」を出してみろといわれ、その気づきによって安心を得ることができたエピソード。
あるいは坐禅に執着していた馬祖道一を「それは瓦を磨いて鏡にするようなものだ」とたしなめた南嶽懐譲のエピソード。
内にも外にも何も求めず行動する姿こそが仏であるという説明に、弟子たちも納得するのでした。
おまけ
このTシャツとてもいいと思うんですがどうですか。
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