こんにちは今木商事(イマキショウジ@imakisyoji)です。
マンガを描くには相当のやる気が必要ですが
「そのやる気が出ないんだよね~」
という方が多いのではないでしょうか。
そこで私がいろいろな本や自分の経験からまとめた方法をご紹介します。
これはマンガ家のみならずビジネスマンや学生さんにも老若男女問わず広く使っていただけると思います。
自分の中の王さまをうまくのせろ!
心の王国
そもそもなぜ人間は自分で「こうしなくては!」と思っていてもできないことが多いのでしょうか。
それは心という王国を支配している「王さま」がとんでもなくバカだからです。
この王さまは常になまけたがるし、あきっぽくて、無責任で、矛盾だらけでどうしようもない人です。
そのため王をサポートする「大臣」がいて、いろいろ有益な助言をして国を正しい方向に向かわせようとするのですが、王さまはほとんど自分のやりたいように気分しだいでやってしまうため、物事がグチャグチャになってうまくいかないわけです。
時間を決めて
そこで大臣がいろいろ考えて王さまにこういいます。
「王よ、ずっと仕事しろとはいいません。今2時ですから、では3時まで1時間仕事がんばりましょう」
なるほど、よく「時間を決めて集中してやれ」とかいいますからね。しかしこれでバカな王さまがちゃんとやるでしょうか。
「3時までか…わかったよ」(15分くらいグズグズしている)
「うーんそろそろやるか」(5分くらいマジメにやる)
「あ~つかれたな」(しばらくボーっとしている)
「お、あと10分で3時だ」(10分間何もしない)
けっきょく1時間のうちまともにやったのは5分くらいということになるのです。
そこで一工夫
とにかくこのバカな王さまを何とかうまくコントロールしなくてはいけません。
そこで大臣も一工夫です。
「王よ。今1時59分です。2時になったら外に遊びに行きましょう。ですからそれまでの1分間だけ仕事してください」
するとさすがのバカ王も
「1分くらいならやっても良いか」
とその気になります。それに1分はすぐ過ぎてしまいますから、グズグズせずすぐに取りかかって必死でやるでしょう。
さあ、あっという間に1分過ぎてしまいました。
「王よ。もう2時です。さあ遊びに行きましょう」
「ええ~っ今始めたところなのに…もう少しやってから行くよ!」
王も1度始めた仕事を途中でやめたくない気持ちになっています。こうなればしめたものです。
「そうですか。それならそのままご自由に」
といって仕事を続けさせれば良いのです。
これをくり返せばやる気を持続させることができます。
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