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【マンガが描けないあなたへ】あなたを困らせる3つの「ジ」とは?

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こんにちは今木商事(イマキショウジ@imakisyoji)です。

以前こんな記事を書きました。

imaking.hatenablog.com

書きたいのに書けないのは、自分の中にある「内なる仮想の読み手」がジャマをするのだ…ということを書かれている方がいて、それをご紹介する記事でした。

おのれの敵はおのれ自身ということですね。

今回はそれをさらに私なりに分類しましたので、どうぞご覧ください。

 

3つの「ジ」を意識して少しでもいいので前に進もう

書こうという気持ちを止めるのはいつも自分自身の心ですが、長い間私も自分の心を観察してきて、それらは大体3つに分類されるのでは、と思いました。

敵のイメージがハッキリしていれば、落ち着いて戦えるものです。

そこでこの3つをご紹介したいと思います。それぞれ頭文字を「ジ」で統一したのでおぼえやすいでしょう。

①自分のことだから気になる

自分の描いた作品について、うわあヘタクソな絵だなあ、こんな絵ではとても人様にお見せできないぞ、それにお話もまるでなっちゃいない…とか思っていませんか。

しかしあなたの絵や話作りの完成度について他人は、あなたの数万分の一も気にしていません。

自分のことだから気になるだけです。あまり気にせず描き続けましょう。

②時間が十分にたってないから気になる

私自身の経験からいうと、原稿ができた直後は、けっこう自分のマンガもいい出来じゃないの?とか思っていい気分になったりもしますが、たいがい時間がたつとダメだこりゃ…とか落ち込んでしまうものです。

しかしさらに20年くらいたってから見ると、たしかに稚拙だがそう捨てたもんでもない…と客観的な判断が下せるようになります。

時間が十分にたたないとなかなか冷静には自作を見られないものです。だから作品が完成したら自分の感情はひとまずおいておいてとにかく外に発表しましょう。

③ジャンル内部にいるから気になる

たとえあなたがプロ志望のアマチュアにせよ、プロを狙うくらいですから、マンガをよく読んでいることと思います。その結果目だけが肥えていて、自分の作品がひどく劣っているもののように感じてしまうことが多いわけです。

しかし、そのジャンル外の一般の人から見れば、あなたの作品も特に悪くはないレベルだということも十分あり得ます。

ジャンル内部ではまわりがみんな高レベルなので委縮してしまいがちですが、読者は一般の人々ですからそんなに気にしなくていいのです。弱気になってもいいので、かまわず前に進みましょう。

まとめ

以上3つにまとめてみました。

もし心の中にモヤモヤが出てきたら「あ、あの3つの『ジ』だな」と思い、あまり気にせず続けることです。

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