こんにちは今木商事(イマキショウジ@imakisyoji)です。
拙著「無双神機ライガスト」は元気な少年が活躍するロボットアクション冒険ストーリーです。
しかし本作の感想を書かれている方のツイートで、「父と子」のストーリーでもあると気づきましたのでそのことを書きます。
ネタバレも恐れず自作解説「無双神機ライガスト」
ライバルくん
「無双神機ライガスト」のお話は主人公ヒロキが村の友だちを救うため旅に出て、魔王ジャドーと対決するというものですが、サブキャラクターとしてジ・クワイズという人物が出てきます。
彼は担当編集との間で長い間「ライバルくん」と呼ばれていた(最後の方まで名前がなかった)人で、文字通り主人公のライバルにするつもりだったのですが、私のヌルい性格のせいか、何となく「主人公の手助けをする人」みたいな中途半端な感じになってしまいました。
ただ彼にはある大きなキャラづけがされていて、実は敵である魔王ジャドーの息子なんですね。
ヒロキと違って彼は父と戦わなければいけないという葛藤があるわけです。
私の父
父といえば、私の父はどうもあまり感心しない点が多い人でした。
こらえ性がなく仕事は長続きしない。内弁慶で外面はよかったようですが、家の中ではわざと大きな音を立てて家族を脅す。
また酒が好きで毎日のように飲む(そのせいで肝臓を悪くして早くに亡くなってしまいました)。
私は特に父と確執があったわけではありませんが(私が好きな道に進むことを賛成してくれる面もあった)、残念ながら尊敬できる父とはおせじにもいえません。
父殺しのジ・クワイズ
「無双神機ライガスト」では最終的にヒロキとジ・クワイズは協力して魔王ジャドーを倒してめでたしめでたしなのですが、ジ・クワイズにしてみれば親父を殺してしまっているのにやけに淡白なんですね。(一応涙は見せていますが)
このあっけなさは私の父に対する冷淡な感情が無意識に出てしまったのかなと自己分析しています。
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というわけでぜひ!