こんにちは今木商事(イマキショウジ@imakisyoji)です。
コムスご存じですかコムス。
サノスじゃありませんよあれはアベンジャーズの敵です。
コムスとはトヨタ車体が開発した超小型電気自動車のことです。
私が会員になっているカープラスとコラボしていて、短時間借りて乗ることができます。(今のところ首都圏のみ)
これはおもしろそう!と思い東京に行ったらぜひ乗ってやろう!と思っていました。そしてついにその日がやってきました。ところが…。
ここはどこ?走って数分で迷子に!
前の日の準備は万全
9月17日はいつもお世話になっているミステル・カカオさんの主催する覆面MANIA38が新木場ファーストリングで行われました。
そこでこの機会に新木場駅前のステーションでコムスを借りて乗ってみようと思い、前の日に予習とコース決めまで行っておきました。コムスに乗るのは初めてだし、方向音痴なので不安だったからです。
しかもコムスは一人乗り。いつも頼りにしている奥さんもいません。いわば孤独な戦士ですから備えは万全にしておきたかったわけです。
当日になっていろいろ
17日は台風が近づいているおかげで雨でした。
それに加え、現地に近づいてから見てみると、新木場駅前のステーションに車両がないとのこと。(コムスの場合前日に予約とかできないのです)
あきらめかけましたが、となりの潮見駅ならあるということなのでそちらで借りることにしました。
潮見のステーションは駅から少し歩いた先のアパホテルすぐそばにありました。
ちなみに今回の写真はほぼ全部奥さんが撮ってくれました。ありがとう!
あったコムス!これです。
カープラスのときと同じくカードをかざしてロックを解除します。
フロントガラスの右上のところですね。
カサをたたんで乗り込みます。
これは操作手順を書いた紙を見てるところです。
店の人が操作わかりますか~と聞いてきてくれたけど、しっかり予習してきたから大丈夫です!
(でもなかなかバックに入らなかったので結局教えてもらったけど)
運転席はこんな感じ。
ハンドル横のレバーがウインカー。先を回してワイパー。
黄色が始動スイッチ。左にシフトレバーがあります。
ドアはジッパー式です。
借りたコムスで走り出す~♪
さあ発進だ!
このときは余裕のピースサイン。
アクセルを踏み込んでギュ~ンと加速!
おお~走る!走るぞこいつ!(当たり前)
しかしここで賢明なる読者諸氏はすでにある疑問が頭に浮かんでいることだろう。
「あれ?方向音痴だから新木場駅前のコースを決めてたんだよね。潮見駅辺りのよくわからない道を思い切り走っちゃって大丈夫なの?」
その通りである。
気持ちよく走り出して10分後くらいにはコムスを道路わきに停め、「ごめん迷っちゃった…」と涙声で奥さんに電話している52歳の男がそこにはいた。
ここはどこ?雨の東京一人コムス
コムスにはルームミラーがなく後方確認はサイドミラーのみ。ただでさえ進路変更とかペーパードライバー歴が長い私には不得手であるのに、しかも雨の中の走行。
コムスのドアはキャンバスなので窓もガラスでなく、直接目視もままならない状態での運転はかなりドキドキものでした。
休日だからなのか大きな道路のわりに車が少なかったのが唯一の救いだったといえます。
左折をくり返して…
最初はちょっと走ってUターンしてすぐ戻ろうと思っていました。
でもここUターンしていいのかな?とか迷っているうちにずんずん進んでしまったのでした。
それでも左折をくり返していればいつか元の場所に戻れるはず!という計算も頭の片すみにありました。
しかし直進・左折を何回もやっているうちに何が何だかわからなくなってしまい、まるで自分の知らない異次元世界に飛ばされたような、とてつもなく不安で不安でたまらない気持ちになってしまったのです。
コムスも捨ててこのままどこかに逃げてしまいたいくらいでした。
おじさんに道を聞く
しかしそういうわけにもいきません。ちょうど工事現場で車の誘導をしているおじさんがいたので道をたずねることにしました。
私は人に道を教えるのも教わるのも苦手なのですが、この緊急事態に四の五のいってられません。
「あの~すいません。潮見駅にはどう行ったらよいでしょうか?」
「ああ潮見駅ならここを左折してまっすぐ行ったら橋にぶつかるからそこを右折して、次に左折すればいいよ」
おじさんはとても親切に教えてくださいました。
お礼をいって再び勇気をふるい起こすとコムスのアクセルを踏み込む!
ポンチョに夜明けの風はらませて母のもとにまっぐらに向かうマルコになった気持ちでコムスを走らせるのでした。
無事帰還!
こうやって聞いたとおり走ってるつもりなのに、なぜかまた迷ってしまったりすることが多い私ですが…。
あっ、あれはさっき電車の中から見えた駅前のマルエツだ!駅はこの辺のはず…あったあった潮見駅です!やりました。そして高架をくぐって右にアパホテルが…ありました!
無事帰ってまいりました!
元の場所にコムスを停め、カードをかざしてロックして返却完了!
おつかれさまでした!
後日見てみると
ところで一体私はどういうルートで走ったのだろう?と思い帰宅後グーグルマップでたしかめてみました。
途中走った地名をしっかり覚えているわけではなかったのですが、いろいろ思い出して考えるうちに、たぶんこのルートだろうと推測できました。
う~ん、おじさんに道を聞いたところからさらに直進して左折すれば元の場所に戻れたんですね…。
ちなみにカープラスのアプリに「ナビ」機能もあったので使いたかったんですが、スマホ回線が遅いもののせいなのかまったくネットにつながらなかったのでした。
まとめ
そんなわけで私のコムス初体験は、はたから見ると大したことないように見えるでしょうが、本人にとってはなかなかに大変な冒険でした。
しかしけっこう楽しくもあったのでまた乗ってみたいなとも思います。
このサービス、実はコムスの他にアイロードという3輪車?もあってこちらも乗ってみたいのです。
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