こんにちは今木商事(イマキショウジ@imakisyoji)です。
私はとにかく要領が悪くて仕事おぼえが遅い性質です。でもこんな私でも何とかここまでやってきました。今回はこのあたりのお話をしたいと思います。
のろまなカメでもとにかく前進!続けていればいいことも!
バイト時代
私は夜間大学に通ったこともあって、バイトはたくさん経験しました。
やってみてわかったのは、他の人が短期間でつかむ各仕事のコツみたいなものが、私はなかなかつかめないということでした。
当然雇い主や上司からよく怒られました。
私が一応まじめには勤めるので、何とかクビにはなりませんでしたが…。
どの職場も大体1年くらいやって、ようやくコツをつかんで人並みに働けるようになるくらいでした。
アシスタント時代
これも前に書いたとおり担当編集に東京に出たいという話をすると「う~んギリギリか!」といわれました。26歳のときです。
そしてやはり、アシスタントになっても、しばらくはまったくうまくならないし、とても時間がかかっていました。こちらは人並みのレベルになるまで2年くらいかかりました。
マンガ家時代
アシスタント技術はどうにか会得したものの、自分のマンガを描くのは相当大変です。初連載を始めたとき「これはコツをつかむのに10年20年はかかるかもしれない」と思いました。
そしてその考えはかなり当たっていたのです。
最近になってようやくムリなくマンガが描けるようになってきました。
結婚と車の運転
結婚も遅い。晩婚化が進んでいるとはいえ結婚したのは一昨年50歳のときです。同級生の中にはお孫さんがいる方もいらっしゃるようです。
大体結婚どころか自分は女性とおつき合いさえできないと思っていました。
そして免許を取って30年くらいずっとペーパードライバーでしたが、最近奥さんの車で運転の練習をしています。52歳にしてようやくの公道デビューです。
今はとても幸せ
私のノロノロぶりを見かねた周囲の人に「もっと要領よく動け」だの「今からではもう遅い」だのいわれたこともあります。
「自分は遅すぎなのかなあ」と不安になったこともたびたびです。
でも何やかんやでこれまで続けてきて、どうにかここまでやってこれました。
今とても幸せで充実しています。
だから今20代の頃の自分に声をかけることができるのなら「そんなにあせらなくていいよ」といいたいです。
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