こんにちは。今木商事@imakisyoji(イマキショウジ)です。私の1番の特徴である覆面についてまだお話してませんでしたね。
今回はなぜ私がマスクマン漫画家になったのか、覆面をかぶることのメリット・デメリットについて語ろうと思います。
有名覆面職人との出会いが私を変えた!マンガ家が覆面をかぶるまで
ミステル・カカオさんとの出会い
2010年8月のことです。前回も書いたとおり私はこの頃、ネットで何か漫画のお仕事がないか探しておりました。そんな中ミステル・カカオという人があげている「プロレスの漫画描ける人募集」という記事をmixiで見つけたのです。
私は2000年ぐらいからプロレスを観るようになっていたのでこれは自分にうってつけの仕事だと思いました。さっそくその日のうちに応募したら、その2日後もう会うことになりました。
カカオさんは覆面職人でプロレスラー
(画像は覆面MANIA公式サイト選手名鑑より)
プロレスラーというくらいだからやはりちょっとコワイ人なのかな?とか不安もあったんですが、実際にカカオさんに会って話してみるととても気さくで笑顔を絶やさないやさしい人でした。
私は失礼ながらそのときまで知らなかったのですが、カカオさんは世界的にも有名な覆面職人であり、かつ現役プロレスラーであったのです。
国内外を問わずカカオさんの覆面は広くプロの選手に使用されています。それだけでなくテレビなどの媒体に出てくる覆面も数多く作製されています。
たとえば「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」に登場するダイナマイト四国の覆面もそうです。
漫画「覆面マニア」誕生
カカオさんは私の児童漫画を描いていた経歴に配慮して児童漫画テイストで描くことをOKしてくれました。また2人で話しているうちに昔の変身ヒーロー物のようにしようと決まりました。
私は昔からプロレス漫画なら3本ロープのリングを離れて逆に日常の風景の中で活躍させたほうがレスラーの非日常性が高まるはずと思っていたので、とてもうれしかったです。漫画は覆面MANIA公式サイトで掲載され、後に本の形にもしていただきました。
少年少女が覆面をかぶってレスラーに変身して悪を倒す昭和テイストあふれる作品です。よろしかったらぜひお読みください!
覆面MANIA☆公式サイト|マスクマン(覆面レスラー)による新感覚プロレスエンタテインメント
自分も覆面をかぶる決意
カカオさんとの出会いから1ヶ月ほどたった頃、あるトークイベントに出演することになりました。そのときせっかく覆面漫画を描いているんだから漫画家も覆面をかぶったらおもしろいんじゃないか?と思いつきカカオさんにお願いして作ってもらいました。そのときの私の描いたデザインラフがこれです。漫画家らしくベレー帽とメガネ。
以来、外でイベントなどがあるときは基本覆面をかぶって登場しています。
カカオさんたちと施設の慰問に行ったとき。
東北慰問でサイン会のとき。
信州プロレスのグレート無茶さんとなぜか対戦したとき。
ビットコイン漫画のクラウドファンディング呼びかけを東京駅付近でやったとき。
覆面をかぶるメリット・・・実は覆面は漫画家と相性が良い?
実際にかぶってみてわかったんですが覆面と漫画家は案外相性がいいんです。最近は漫画家もライブドローイングなどお客さんの前に出る機会が増えていると思うんですが、あまり素顔が知られすぎるといろいろ面倒なことも起こるかもしれません。
でもそんなとき覆面着用していると素顔が知られることがありませんからプライベートが守られるんですね。
そして覆面キャラはやはり目立ちますのでイベント向きです。子どもたちにも大人気でこの前プロレス(覆面MANIA)を観に行ったときもなぜか小学生に握手を求められました(笑)
よく聞かれるんですが夏場にかぶっても思ったほどは暑くありません。想像以上に通気性があります。そこはやはり安心のミステル・カカオ製です。
覆面をかぶるデメリット・・・強いていうなら
目のところが細かい穴が開いていて、これも見えてるんですか?とよく人に聞かれるんですが意外なほどよく見えています。ただ近くの細かいところを見るときはちょっと見にくいときもあります。サイン会などでイラストを頼まれるときなど困りますので、新マスクは目が開いているデザインにするつもりです。
あと子どもたちに大人気といいましたが、逆に怖がられることもあります。
あなたも覆面をかぶって変身しょう!
私のマスクはベレー帽とメガネというおもしろデザインですが、これでもかぶると独特の高揚感があります。初めてかぶったときは1人鏡の前でニヤニヤしていました(笑)
覆面に興味出てきたあなたにはミステル・カカオさんの覆面屋工房にぜひどうぞ。自分だけのオリジナルマスクやリーズナブルなマスクまで手に入りますよ!